さよならパルコ文芸・映像コンテスト開催

新所沢パルコは1983年6月の開業以来、地域の文化発信拠点として多くの方々に親しまれてきました。しかし、2024年2月末をもって閉店することとなりました。これを受け、パルコ南通り商店会では、新所沢パルコへの感謝と惜別の思いを共有し、その存在を後世に伝えるため、「さよなら新所沢パルコ 文芸・映像コンテスト」を企画いたしました。

コンテスト概要:

• テーマ:新所沢パルコへの思いを表現すること。場所としての新所沢パルコに限らず、さまざまな形での思いを作品にしてください。

• 部門:

• 文芸作品部門:小説、エッセイ(400字詰め原稿用紙40枚以内、1万6000字まで)

• 映像作品部門:10分以内の映像作品(ジャンル不問)

• 応募資格:新所沢パルコに思いがある方ならどなたでも(年齢、国籍、プロ・アマ不問)

• 応募期間:2023年9月1日~2023年12月20日

• 賞:

• 大賞(各部門1作品):賞金10万円

• 優秀賞:賞金3万円

• 特別賞:賞金または副賞

2024年2月25日、「さよなら新所沢パルコ 文芸・映像コンテスト」の授賞式がレッツシネパークで開催され、多くの方々にご来場いただきました。当日は、脚本家の川原杏奈さんや作家のドリアン助川さんもご出席くださり、盛大な式典となりました。

受賞作品は以下の通りです:

文芸部門:

• 大賞・ドリアン助川賞:「八人の厳しい日本人」 広町朝陽

• 優秀賞:「郊外」 工藤昭太郎

• 新所沢パルコ店長賞:「スピンアラウンド」 林和雨

• パルコ南通り商店会賞:「新所沢パルコ産姉妹」 小森谷みや

• 審査員特別賞:「PARCO狂想曲」 むさしこうじ

映像部門:

• 優秀賞:「わたしとパルコ」 西山遼

• 審査員特別賞:「爆破計画は檸檬の香り」 Taotao

特に、映像部門の優秀賞を受賞した「わたしとパルコ」は、YouTubeでご覧いただけます。

今回のコンテストには、文芸部門に70編、映像部門に9点の応募があり、新所沢パルコへの深い思いが込められた作品が多数寄せられました。受賞作品は、パルコ南通り商店街の公式ウェブサイトで公開されています。

新所沢パルコの閉店を惜しむ多くの方々の参加と作品により、地域の絆と文化の深さを再認識する機会となりました。今後もこのような文化的活動を通じて、地域の魅力を発信してまいります。

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