「新所沢パルコ、40年の感謝を込めて」
2024年2月29日、新所沢パルコがついにその歴史に幕を下ろしました。1983年の開業以来、新所沢のシンボルとして、そして私たちパルコ南通り商店会の大切な仲間として、地域の活気を支えてくれた存在でした。
この40年間、パルコは単なる商業施設ではなく、街の人々が集い、思い出を刻む場所でした。私たち商店会の店舗にとっても、多くのお客様を迎えるきっかけとなり、共に地域を盛り上げる大きな力になってくれました。ときに競争相手として、ときに協力者として、そして何より、新所沢という街を愛する仲間として、パルコがそこにあることが当たり前でした。
閉店が決まってからの数ヶ月、街のあちこちで「寂しいね」「思い出がたくさんあるよね」という声を聞きました。そして2月29日、フィナーレを迎えたパルコの前には、最後の瞬間を見届けようとする多くの人々の姿がありました。別れを惜しむ人々、写真を撮る人、静かに見上げる人——それぞれの心の中に、新所沢パルコへの感謝と愛着が詰まっていたのだと思います。
私たち商店会にとっても、この別れは大きな節目です。しかし、パルコが残してくれた「新所沢をもっと面白く、もっと魅力的にしよう」という精神を、これからも受け継いでいきたいと考えています。商店会として、地域の皆さまが集い、楽しめる場所を作り続けること。それが、パルコへの恩返しになると信じています。
新所沢パルコ、本当にありがとう。
そして、この街を愛し続けてくれる皆さまと共に、私たちはこれからも歩み続けます。
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